オンラインカジノが導入しているソフトウェアタイプのギャンブルゲームは、世界各国のソフトウェアプロバイダ(ゲーム開発運営会社)によって提供されています。
インターネット上に存在するオンラインカジノの数は増え続けていますが、そこで遊ぶことのできるソフトウェアは、必ずどこかのソフトウェアプロバイダが開発した製品です。
そのため、プロバイダごとのソフトウェアのクセや特徴を把握しておけば、複数のオンラインカジノを横断的に攻略する際にとても有利になります。
ここではそんなソフトウェアプロバイダの中でも、最大規模の会社となっているプレイテックについて解説していきます。
その開発規模の大きさから、プレイテックのソフトウェアギャンブルを導入しているオンラインカジノは非常に多いため、どんなオンラインカジノで遊ぶにしてもプレイテックについて知っておくことは役に立つはずです。
プレイテックは1999年創立の歴史と信頼がある
プレイテックの歴史は1999年のイギリス、マン島から始まりました。
カジノビジネスが合法的に行えることから、数多くのオンラインカジノやソフトウェアプロバイダが拠点を設けているマン島ですが、その中でもプレイテックの躍進は目を見張るものがあります。
特に創業から、7年後の2006年にイギリス・ロンドン証券取引所に上場を果たしたことは特筆すべき事例として扱われます。
ギャンブルにまつわるビジネスを行う企業にとって、社会的信用とは生命線ともいえます。
プレイテックは、ロンドン証券取引所への上場を果たしたことによってソフトウェアプロバイダ業界、ひいてはオンラインカジノ業界全体のイメージを底上げすることにも成功しました。
その成果もあって以降も順調に事業の拡大を続け、現在では世界の17ヵ国に5000人を超える従業員を抱えているとされています。
従業員5000人という規模は、十分に世界的な大企業と呼べるだけのスケールです。
第三者機関からの厳しい評価もクリア
オンラインカジノに導入されるギャンブルゲームにおいて、もっとも重要なのはゲーム性や演出よりもイカサマを決して許さない安全性になります。
単純に、そのオンラインカジノの信用に関わるというレベルの問題ではなく、どこかが違法なイカサマを行えば、世界的にオンラインカジノのビジネスが規制され業界そのものが立ち行かなくなってしまう危険性があるからです。
そのため、オンラインカジノとソフトウェアプロバイダは第三者機関に審査を依頼し、ソフトウェアタイプのギャンブルゲームに不正なプログラムが入り込まないように非常に厳しく管理しています。
プレイテックのソフトウェア審査を担当しているのは「GLI」という第三者機関で、他の有名ソフトウェアプロバイダとは異なる機関ですが審査内容には定評があります。
またプレイテックのゲームソフトウェアは、全てジブラルタルのライセンス審査をクリアしています。
ジブラルタルのライセンス審査は、世界的にも特に厳しいことで知られており、このお墨付きがプレイテックの信頼性を更に高めていることは間違いありません。
プレイテックはスロット系が強い
プレイテックは大手ソフトウェアプロバイダとして、オンラインカジノで人気を集める大抵のギャンブルゲームを開発しています。
しかしこれまでに発表してきたゲームの総数を見ると、明らかにビデオスロットゲームの種類が多いことに気づきます。
実際にプレイテックのカジノゲームといえばビデオスロットと考えている人も多く、世界中のファンから長年に渡って愛されているビデオスロットが数多く存在します。
プレイテックのビデオスロットは、動作の安定性と業界内でも最高水準とされるような演出を両立させているものが目立ちます。
世界的なビッグコンテンツとコラボした、ビデオスロットも多数開発しており、特にアメリカンコミック系のコラボは海外で非常に高い人気を得ています。
ただし、日本語化されているオンラインカジノの場合は、著作権の関係などでこういったコラボレーションタイトルは遊べないことがあるのが残念ではあります。
そしてプレイテックのビデオスロットを語る上で外せない要素がペイアウト率の高さです。
ペイアウト率とはプレイヤーへの現金還元率のことで、日本の公営ギャンブルの還元率がせいぜい70~80%なのに対してオンラインカジノは90~95%と非常に高い数値に設定されています。
それがプレイテックのビデオスロットになると、驚異のペイアウト率99%といったゲームまで存在しています。
各ゲームのペイアウト率は第三者機関の審査を経た上で細かく公表されているので、プレイテックのビデオスロットを遊ぶ際にはぜひ参考にしてみましょう。
プレイテックのゲームには魅力が詰まっている
ビデオスロット以外では、ブラックジャックやバカラのようなテーブルゲームをライブ形式で提供していることが多い点もプレイテックの特徴となっています。
ライブ形式のゲームは、ソフトウェア制御とは違ったリアルカジノに近い楽しさが味わえます。
このように、プレイテックのゲームには、オンラインカジノ業界を牽引するに相応しい魅力が詰まっているといえるでしょう。